4歳5歳でサ行が言えない!滑舌が悪いこどもに親が練習させ、悪いくせがついた話

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さしすせそ こどもの能力を伸ばす

こどもの滑舌気になりませんか?

私は、娘が小さいときは、『さしすせそ』を、『しゃししゅしぇしょ』と発音していても、かわいいなぁと思っていました。

しかし、4歳になり、5歳になっても治らないので、心配になりネットでいろいろ検索し、ユーチューブで動画を探しては訓練するということをしていました。

その結果、こどもの発音に悪いくせがついてしまったという話をお伝えします。

4歳、5歳のこどもの滑舌を気にしているお父さん、お母さんに、こんなこともあるんだと参考にしていただければと記事にしました。

 

4歳 さしすせそが言えない

 

『さようなら』を『しゃようなら』
『すき』を『しゅき』
というように、
『さ行』『しゃ行』と発音している!と気になり始めました。

また、さ行以外にも、
『つみき』を『ちゅみき』
と、発音しているのも気になり、ネットで検索しては、まだ4歳だしなぁと放置していました。

 

5歳 耳の検査へ、こどもが滑舌を気にするようになる

 

お母さん

 

5歳になっても、滑舌は良くならないので、まずは耳の検査に行きました。

結果は異常なし。

親が、聞き取れない言葉があり、聞き返したり、発音を教えていました。

 

おたふく
おたふく
(関西弁)

『なんて?』『もう一回言って』
『しゃ』じゃなくて『さ』やで。

 

また、『さしすせそ』の発音を、ユーチューブ動画をみせて練習をさせることもしました。
そのうちに本人が、発音できない時に、『うまくさしすせそが言えないもので・・』
と話している様子を目にし、行政へ相談をすることに!!

 

5歳6ヶ月 行政に相談

 

電話で福祉センターに問い合わせしましたが、面談の日がかなり埋まっていて、1~2か月待ちの状態です。
しかし、4月から年長ということもあり、キャンセルがでた時に連絡をくださり、少し早く検査を受けることができました。

当日は様々な検査を受けました。
発音だけでなく知恵のテストも多かったです。

 

発音、知能の検査結果は

 

娘は知能は問題ありませんでしたが、
発音については、下記の音がうまく発音できていないと言われました。

 

け・き  ⇒  ちぇ・ち
げ・ぎ  ⇒  じぇ・じ
さ行   ⇒  しゃ行
つ    ⇒  ちゅ
ざ行   ⇒  じゃ行
ら行   ⇒  だ行

 

ただ、この時点で言語聴覚士の先生は、

 

これらの音は、6歳で90%が発音できるようになるので心配いりません

この発音が現時点で、できていなくとも訓練は必要がありません。

しかし、下記の発音は訓練が必要です!!

 

しゃ行  ⇒  ひゃ行

 

おかあさん、発音の練習や、言い直しをさせたりしましたか?

おたふく
おたふく

はい、練習をしていました。

 

この音は、こどもが工夫して、似た音を探して発音しています。

すでに悪いくせがついており、今のうちに矯正しないと大人になっても治らないことがあります。

なので、教室に通ったほうがいいと判断します。

 

おたふく
おたふく

(訓練に通わなくても、成長と共に改善できたかもしれないのに、親が焦りすぎたせいで、こんなことになってごめんね・・。)

 

私の住んでいる市は、待っている人が多く、すぐに教室に参加できないそうですが、4月からは、年長児が優先的に教室に参加できると説明を受けました。

 

 

 

年長に進級してから『ことばの教室』へ通う

 

月1回、40分の訓練です。

担当の言語聴覚士の先生と1対1で、口周りのトレーニングや発音を遊びを交えて行っていきます。
親は、部屋の中に入れないのですが、毎回訓練のあとに、内容の説明を受けます。

そして、ゆっくりですが上手に発音ができるようになり、半年で卒業となりました。
先生には、日常で親が間違いを指摘しないようにと、言われていました。

 

こどもが『ちゅみき』と言った場合でも、『つみきここにあるよ』のように、自然に本来の言葉を復唱するように心がけました。

 

こどもの滑舌は、言語聴覚士の先生へ相談することがおすすめ

 

6歳で90%が正しい発音を習得する。

4歳、5歳の発音については、私のように素人が勝手に訓練させるのではなく、
言語聴覚士の先生に相談するのがベストです。

むりに間違いを指摘するようなことはせず、こどもの状態をよく観察し、行政や病院に相談してください。
私の失敗した経験が、誰かのお役に立てれば幸いです。

発音も気になりますが、この時期は、楽しく話すこと、いろいろな言葉を発して口の周りの筋肉を育てることが大切だと、言語聴覚士の先生に言われました。

 

遊びの中で、発音を改善し語彙力を高めたい

 

言語聴覚士の先生に、たくさん発音することで、口の周りの筋肉が育つと習い、発音の練習と共に、遊びながら賢くならないかと考え行っていた遊びを紹介します。

 

・絵本アプリ

プロのナレーターによる絵本の読み聞かせと、セリフの一部を吹き替えて遊べるアプリです。

言語聴覚士さんが、きれいな発音で話されているのを聞いて、親である自分の話し方はどうなんだろう?という気持ちが芽生え、利用したアプリです。

プロのナレーターのきれいな声を聴くこと、また自分でセリフを吹き込むことができるので、自然と耳と発音の訓練になると思います。

 

聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ(AppStore)
聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ(GooglePlay)

東京ガスとオーディオブックのオトバクプロデュースのアプリです。



 

・『寿限無』を親子で暗記し、上手に言えるか勝負!!

じゅげむの名前の中には、子どもの発音が苦手な、『すいぎょ、しゅーりんがん、ちょうきゅうめい』などが出てきます。
子どもの発音が気になっても指摘せず、『全部覚えて言えるなんてすごいね!』と褒めながら練習していました。

「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽ ぱいぽ ぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの ちょうきゅうめいのちょうすけ」

 

・じゅげむのあとは、『平家物語』

次に、平家物語も覚えてみない?と誘い、平家物語の冒頭文を暗記し練習しました。
平家物語は、『ぎおんしょうじゃ、しょうぎょうむじょう、しゃらそうじゅ、じょうしゃひっすい』など子どもの苦手な発音がたくさん出てきます。
じゅげむと同じように、発音に関する指摘は一切せず、『後に続いて言ってみて』から『暗記して一人で言えるかな』と声をかけました。

 

おたふく
おたふく

小学生になると、音読が授業で出てきますね。
その時に、発音の苦手な子は、消極的になってしまう可能性があります。
そうならないために、今からゆっくり丁寧に声にだす練習が効果的だと感じています。
声にだすことば絵本シリーズや、子どもの好きな物語もおすすめです。

 

・語彙力しりとり

国語辞典を使ったしりとりをしています。
子どもが苦手な音で終わる言葉を選び、子どもに調べさせて発音を促します。

例:でんしゃ→『しゃ』から始まる言葉わかるかな?わからなかったら辞典で調べてもいいよ!

国語辞典のおすすめはこちらです。
【口コミレビュー】ドラえもんはじめての国語辞典 幼児から小学校低学年の語彙力を高めよう

 

 

コミュニケーション能力を高める方法もぜひ参考にしてください。

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