2022年11月の全国統一小学生テストを小2の娘が受けました。
小1、11月の結果
小2、6月の結果
小3、6月の結果
今回もわが子の診断レポートを参考に、出題内容や、点数を取るための分析を行い、1学年下の人に参考になるようにお伝えします。
全国統一小学生テスト小2 2022年11月の分析
小2は、算数30分、国語30分です。配点はそれぞれ150点です。
小2は解答用紙に記入します。
国語は、夏の読書感想文の課題図書だった!
「つくしちゃんとおねえちゃん」
読んだことある?
ない。
今回の国語の題材は、読書感想文の課題図書から出題されました。
事前に取り組んだこと
今回受験した塾から前もって対策授業のプリント(算数)を頂きました。
プリントは、簡単な計算や文章題です。(ピックアップして半分ほど解きました。)
またテスト当日、朝からの受験だったため、頭の体操として計算問題と、算数ラボ図形の中から「積み木の数」と「さいころ」「折り紙を折って切ると・・・」の問題に取り組みました。
(4)のメモが汚い&計算ミスをしていますが、このような図形は1段ずつ数えることがポイントです。
今回「積み木の数」の難易度が高い問題が出ました。6⃣の問題です。
国語は特別対策をしていません。
なんとなく、慣用句が出るんじゃないかなと思い、「慣用句大百科を読んだら?」と言ったのですが、嫌と言われました。
慣用句の問題は出なかったので、よかったです。
女子におすすめ
2022年小2 11月の結果
算数は、13-9=4の問題が不正解となっていたり、ちょっとしたミスが目立ちました。
国語は、問題から抜き出して答える箇所で漢字を使わなかったので、1問不正解となりました。
小2算数
個人成績表から正答率を確認しつつ、わが子の出来なかったところを確認します。
大問1が計算問題10問
大問2は時計とかさの問題が出ています。
大問1と2は、教科書レベルの問題です。
配点が70点あります。
今回の算数の平均点が84.5なので、ここを全問正解すると平均点に近づきます。
娘は、1⃣の(2)の問題を間違えています。
正答率97.8%です。
大問3は、平面図形
模様が描かれた6枚の折り紙のうち4枚を使っています。
つかわないのはどれとどれですか?という問題です。
頭の中で折り紙を回転させると解ける問題です。
特に対策せずとも、イメージで解ける子も多そうです。
大問4は、短い文章題
学校でよく出るような文章題の中に、1~2問難しいものが含まれていました。
大問5は、長い文章題
問題文を理解してから取り組む必要があります。
大問6は、立体図形
大問7は、規則、整理の問題
算数パズルで出るような問題です。
大問6よりも大問7の方が、娘は解きやすかったようです。
しかし、大問6に時間を取られ、大問7を考える時間がなくなりました。
大問6の2番目と3番目の問題が正答率5%代なのに対して、大問7の1番目が17%、2番目が13%あるので出題順が逆ならば、もう少し平均点が上がったように感じます。
確実に点数を取るために
今回のテスト内容を確認したところ、学校の勉強だけで解ける問題は大問1、2、3と大問4の(1)、(4)の①です。
ここを確実に取ると、90点です。(今回の平均点は84.5点)
大問5は、少し長い問題文を読むことができれば、問題①は解けます。
わが子も問題用紙がまっさらだったので、大きな声では言えませんが、条件を整理しながら解くと簡単に感じることができます。
大問5のような長めの文章題が載っている問題集で練習してください。
時間が足りなかったり、意味を取り違えてしまった子がいたと思います。
規則のヒントを見て、数字を埋めていく問題です。
(脳トレで出てきそうな問題です)
四谷大塚の授業を受けることが出来る東進オンライン学校 小学部で、新しく全国統一小学生テストが解ける演習充実講座が始まりました。
学年を超えて先取りもでき、低学年のうちに基礎を固めながら質の高い問題にも取り組めるようになったので、一度試してみてください。(受講料が安い!!)
小2国語
大問1は上の漢字と下の漢字を線でつなぎ熟語を作り、読み方を書く問題
「方言」の正答率が24.9%と低いです。
大問2は、助詞やひらがな表記の問題
「こんばん□」の正答率が65.6%しかなかったので「は」ではなく「わ」を書いた子が30%はいたようです。
大問3は、共通する言葉を選ぶ問題(3択)
「ふとんでねる」「作戦をねる」が正答率46.1%でした。
大問4は、仲間の言葉を探す問題
全体的に正答率は高かったです。
大問5は、物語文
「つくしちゃんとおねえちゃん」約1650字です。
大問6は、作文を完成させる問題
ア~キの文を並び替えて正しい順番になるように記号で答える問題です。
確実に点数を取るために
知識問題の配点が高いのが、全統小の国語の特徴です。
特に低学年の国語は、知っているか知らないかだけで点数が大きく変わります。
問題の出し方を見ると、四谷大塚の問題集が確実に点数を取る近道だと感じました。
長文問題は、日々の取り組みの積み重ねです。
私は、週に2回長文問題に取り組む子どもの横で、接続詞にチェックを入れたり、言葉の意味を確認したり親子で地道に取り組んでいます。
市販のテキストだと、自宅で親が一緒に取り組める場合は、長めの文章がたくさん載っている問題集がおすすめです。
親が子どもに説明しにくい場合は、東進オンライン学校 小学部が良さそうです。
初めて全統小を受ける人へ
テスト慣れしていない小2には、問題数も多く難しいテストです。
塾の主催するテストは、その塾に通っている子や対策をしている子が良い点数を取れるようになっています。
また、何度か受けている子や親は過去の経験から、問題の量やテストについての対策をわかっている人が多いです。
全統小の算数は、大問5、6、7が難しく、途中で時間切れになる可能性があります。
しかし、各大問の1番目の問題は簡単に解けるものが多いです。
小2の子ども(特に初めてテストを受ける子)は、飛ばして次の問題に取り組んでいいのかわからない子もいます。
初見の難しい問題に挑戦するには時間が短いテストなので、後半の大問6、7は、自分の解きやすそうな問題から考えてもよいことを伝えてください。
普段の学習では考えを放棄するのはダメ!!
テストで時間がない時の作戦。
国語の漢字は、わからなかったらすぐに次の問題に進むこと。
漢字を思い出すことに時間を使わない。
毎回全国統一小学生テストを受ける予定であれば、そのテストを目標に学習に取り組むことで、親子ともにやる気アップにつながります。
低学年の間は、はなまるリトルで学習するのも良いですね。
今年から全国統一小学生テストで好成績を目指すなら、東進オンライン学校 小学部が有利になりそうです。
全統小の問題が解けるようになる「演習充実講座」が始まりました。
全国統一小学生テストと同形式・同レベルの問題が出題される実力テストが3月と8月にあるので、チェックしてください。
最後に娘の全統小は今回で卒業、もしくは小3の6月が最後になるかもしれません。
もし受けたら、また6月に記事を書きたいと思います。