『小3、6月全国統一小学生テスト結果』出題内容と対策 小2との違いは?

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全国統一小学生テスト小3 全国統一小学生テスト

2023年6月の全国統一小学生テストを小3の娘が受けました。

小3からマークシート方式となるので、小1、小2との違いなど、今回も皆さんにお伝えします。

今までの結果とレポートはこちら

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全国統一小学生テスト2023年6月 小3の結果

 

2023年6月の全国統一小学生テスト、小3の結果がこちらです。

全国統一小学生テスト小3結果

 

算数、国語の順位と、2教科の順位を比較すると、各教科の順位よりも2教科の順位が上に出ています。
国語は出来たけど、算数がちょっと・・またその逆も多かったと考えます。

また今回は、初めてのマークシートとなり、小2までとは問題の出し方も変わっているので戸惑った子もいたかもしれません。娘は英検に続き、2回目のマークシートでしたが、マークミスがありました。

さっそく、今回もわが子の成績とともに算数・国語の分析をしていきます。

 

算数を分析

 

試験時間は35分 150点満点のテストです。

全統小 小3 算数

 

小3の6月の算数は、計算・文章題・数、規則性・平面図形・立体図形から出題されました。

 

大問1
計算問題×5問

小1、小2は計算後、解答用紙に答えを書くので計算ミスが出やすいですが、小3からは答えの選択肢が5問用意されており、マークシートで解答することになるので、正答率が高かったです。(92%以上の正答率)
たし算、ひき算、九九の問題でした。

 

大問2
1行問題×5問

教科書レベルの問題が5問出題されました。
①~④の正答率は高いので、問題なく解けた子が多そうです。
⑤の正答率が47.5%と低かったのは、直角三角形を選ぶ問題でした。
まだ学校でそれほど図形には力をいれていないので、間違いが多かったのかと思います。

 

大問3
応用問題×4問

今回は大問3が難しかったようです。
①は旗の間隔を問う問題。丁寧に考えれば簡単な問題ですが、ぱっと答えを出して間違えた子が多くいたと思います。(正答率44.1%)
②平面図形の広さ。娘の問題用紙を確認すると、工夫して数えている跡がありました。(正答率32.1%)
③文章題。かさの問題です。単位換算で間違いを誘う問題でした。(正答率33.8%)
④立体図形。箱の形を作る問題でした。全て選びなさいという問いなので正答率が低いです。(正答率20.8%)

 

大問4
文章題×2問

大問3⃣よりも簡単に感じた問題でした。
①リボンの長さのたし算(正答率91.8%)
②リボンの長さの違いを求める(正答率58.9%)

 

大問5
平面図形×2問

①まわりの長さを求める問題(正答率41.9%)その場で考えて解ける問題です。(娘は計算ミスをしました。)
②まわりの長さ(内側と外側)の合計を求める問題(正答率34.0%)

 

大問6
数・規則性×3問

ルールを確認し、それぞれの問題に答えるカードゲームの問題でした。

ルールの説明が長いので、時間がなくなった子もいたと思います。
①は九九を使って比較的簡単に解ける問題でした。(正答率38.5%)
②は条件を整理して答えを出します。時間があれば解けそうです。(正答率26.9%)
③はすべて答える問題なので正答率が低かったです。(正答率5.6%)

 

おたふく
おたふく

娘、マークミス。もったいないけどそれが実力。

 

大問7
立体図形×3問

時間がなく、大問7までたどり着かなかった子も多くいたと思います。
色のついた積み木の問題でした。

①は、見て想像すれば解ける比較的簡単な問題でした。(正答率18.6%)
②(正答率7.5%)
③(正答率2.0%)

③は図形センスのない子には難しすぎる問題でした。

おたふく
おたふく

時間もない中で解けた子はすごい!
娘もがんばった跡はありましたが、時間切れでした。

 

算数の対策

 

今回の問題を確認し、対策を考えました。

娘は、今回テスト前の対策授業や問題集などに取り組まずに、テストを受けましたが、どうも四谷大塚系の塾では過去問題などに取り組んでいるところもあるようです。

四谷大塚系の東進オンライン学校 小学部でも、全国統一小学生テストと同じレベル、形式で年に2回テストが受けれるようなので、まだ塾に入っていない低学年で全統小を定期的に受けようと思っている場合は、東進オンライン学校 小学部が(安いので)おすすめです。



市販の教材で対策する場合におすすめの教材は、はなまるリトルです。

 

基礎は出来ている子で、応用問題に取り組みたい場合は、スーパーエリート問題集がおすすめです。
ただし、6月向けなら2年生の難問研究がよさそうです。3年生は角度や体積がでるので、全統小の3年6月には不要な部分が多いです。

 

 

国語を分析

 

試験時間は35分 150点満点のテストです。

全統小 小3 国語

 

小3 6月の国語は漢字、ことばの知識と物語文(ストーリー把握と心情理解)が出題されました。

 

大問1
漢字×5問

小2までは、漢字を書く問題が出題されていましたが、小3からはマークシートなので、同音異字が出題されました。
一番正答率の低い問題がコウセイ(公正)の正と同じ熟語を選ぶ問題でした。(正答率49.8%)
娘は⑤のヤセイ(野生)の野で間違えました。

 

大問2
漢字の読み×4問

②の火の熟語の読み方の正答率が低かったです。(正答率53.8%)
娘も間違えたところです。

親からすると、「え、それが読めてなかったの!!」と思う問題なので、定期的にチェックしないといけないと思いました。

 

大問3
擬態語×4問

共通する動作や心・身体の状態を表す言葉を選択する問題です。
比較的正答率は高かったです。

 

大問4
慣用句×5問

「目」を使った慣用句の問題でした。

 

大問5
物語文×10問

今回は、「ハッピー・クローバー!」という物語でした。
小学生の日常生活の中の話で、特に女子の会話が多い部分から出題されたので、女子の方が解きやすかったかもしれません。(全体の国語の平均点が87.4に対して女子の平均点が90.7でした。)

全て4つの中から選択する問題です。
今回は正答率が50%を切るものが多く、知識問題より難しかったようです。

 

国語の対策

 

国語の対策について考えます。

今回の問題では、漢字とことばの知識問題で80点を取ることができます。
漢字の同音異字が5問×4点
漢字の読み4問×5点
擬態語4問×5点
慣用句5問×4点

しかも、漢字はおそらく2年生までに学んだものが中心に出題されるので、それぞれ対策できます。

漢字や慣用句に特化した問題集に取り組みつつ、はなまるリトルを併用するのがおすすめです。


 

 

物語文(長文読解)への取り組みは、やはり四谷大塚系の東進オンライン学校 小学部がおすすめです。
先生が一緒に文章を読んで問題の解き方を教えてくれるので、コツコツ取り組むことで力になりそうです。


 

全国統一小学生テストの活用法

 

今回も全統小を受けて、娘の苦手分野が確認できました。

漢字単体でなく熟語で学習することを意識して取り組もうと思います。
また読解問題を一緒に読んで解くこと、計算などコツコツ積み上げる学習をメインに過ごそうと思います。

全国統一小学生テストの低学年は、塾に通っている子や家庭学習をきっちりしている子が点数をとれるテストです。

塾に通っていなくて、初めてテストを受けた場合は、問題の多さや最後の問題の難易度に驚くかもしれません。
しかしある程度、対策することで点数が取れる内容になっています。

できれば、テストを受けると決めたら、上記を参考に対策をしてみてはいかがでしょうか?

 

全国統一小学生テストの活用方法
・家庭学習の成果を確認
・苦手分野の確認
・入塾前に塾の雰囲気を知る
・夏期講習の参加のきっかけにする
・自己肯定感を上げる
・試験に慣れる

 

わが家では、苦手分野の確認、自己肯定感を上げることや、地元の塾のシステムを知るために利用しています。


 

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