『全国統一小学生テスト小2結果』出題内容と難易度~点数を取るための対策は

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全統小 小2 全国統一小学生テスト

2022年6月の全国統一小学生テストを小2の娘が受けました。

前回初めて小1の11月に受けたので2度目の挑戦です。

『全国統一小学生テスト』小1過去問検証&対策!初めての結果は?
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2022年小2、11月の結果はこちら

『小2、11月全国統一小学生テスト』結果&初めて受ける人へ
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2023年小3、6月の結果はこちら

『小3、6月全国統一小学生テスト結果』出題内容と対策 小2との違いは?
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低学年でテストを受ける意味は、テストの内容を親が確認でき、その後子どもに足りていない知識や不得意な分野の学習に取り組めることです。

また入塾前だと、塾を知る良い機会となったり、入塾の資格を得ることができます。

今回も、わが子のテスト結果を分析していきます。

 

全国統一小学生テスト小2 結果から分析

 

小2は、算数30分、国語30分です。配点はそれぞれ150点です。
小3からはマークシートですが、小2は解答用紙に記入します。

 

全統小 結果

 

ふくこ
ふくこ

算数は時間がなくて最後の問題ができなかった。

国語は時間が7分余ったよ。

おたふく
おたふく

たしか前回は国語の時間足りなかったね。
今回、時間が余ったのはすごい!!
どこが出来なかったか、見直ししよう。

 

小2算数

 

個人成績表から正答率を確認しつつ、わが子の出来なかったところを確認します。

 

全統小 小2 分析

 

大問1、大問2は教科書レベルです。

おたふく
おたふく

大問1、2だけで、70点をとることができます。
わが子は、91%が正解しているたし算、ひき算問題を間違えています・・。

 

大問3は、市販の教材でいうと、「ハイレべ100・最レベ」に出てくる文章題レベルです。
(問題集に取り組んでいなくても、①②は解ける)
正答率は、①が71%、②、③が30%後半、④が11%です。

 

大問4は、平面図形の問題です。簡単ですが、見落としてしまうものが紛れています。

 

大問5は、長い文章題です。問題文を理解してから取り組む必要があります。
しかし問題①、②は簡単です。正答率60%代。
③はしっかり文章を読みひっかからないことと、そこから考える力が必要となります。正答率31%。

 

大問6は、立体図形の問題です。
立体図形に慣れている子、問題を解いたことがある子は出来ますが、小2の学校の範囲ではまだ習っていないので、難しく感じる子は多いでしょう。

おたふく
おたふく

大問6の①が正答率29.6%、②が正答率2.6%ということは、時間が足りなくて解けなかった子が多くいそうですね。

 

大問7は、問題文が長いので、読んで理解し問題を解くのは難しいです。
時間があれば取り組める内容ですが、多くの問題を解いてきて、最後にこの問題を見ると、小2では集中力が持たなかったり、時間切れになる子が多そうです。
塾レベルの問題です。

 

確実に点数を取るために

 

今回のテスト内容を確認したところ、学校の勉強だけで解ける問題は大問1、2、4と大問3の①、②です。
ここを確実に取ると、98点です。(今回の平均点は89.9点)

 

大問3は、市販の算数問題集をしていれば、解ける問題です。

 

 

大問5は、少し長い問題文を読むことができれば、問題①、②の問題は簡単なので解けます。
きらめき算数脳に出てくるような問題です。

 

 

大問6は、積み木などで訓練していた子はすぐに解けます。
わが子のように積み木に興味を持たなかった子は算数ラボ図形や、空間なぞぺ~などの立体図形の問題集に取り組むのがおすすめです。

 

 

 

大問7は、塾のテキストで出てくるような問題です。
市販の問題集だとスーパーエリート問題集などに取り組むとよさそうです。

 

ふくこ
ふくこ

時間がなくなり、大問7を解くことができませんでした。
自宅で再挑戦すると大問7の①、②は解けましたが③は難しく解説を見ないとわからなかった。

 

テスト慣れしていない小2で最後まで解くことができるのはほんの少しの子だけです。
塾の主催するテストは、塾に通っている子や対策をしている子が良い点数を取れるようになっています。

学校で習う範囲にプラスして、市販の問題集に取り組み問題に慣れることで、点数が取れるようになります。

 

全国統一小学生テストで好成績を目指すなら、四谷大塚のテキストがおすすめです。

また四谷大塚は、オンライン授業とテキストを組む合わせた東進オンライン学校 小学部を開講しています。
算国2教科で2,178円と安く、小2で入会すると小2小3の全範囲を学習できます。

 

小2国語

 

小1の11月は、長文問題のあとにも知識問題がありましたが、今回は、知識問題が全て先に出題されています。

 

全統小 国語

 

大問1は漢字の読みです。

おたふく
おたふく

「木もれび」と「雨音」が、わからなかったようです。

木もれびの正答率が9.5%、雨音の正答率が22.9%なので、みんな同じところで間違えているようです。

 

大問2は、読点の位置です。これもしっかり教えたことがないなぁと思ったら、やはり間違えています。
全体的な正答率は70%以上なので、考えたらわかる問題です。

 

大問3は、反対の意味の言葉です。
④の「あつい」服の反対を「寒い」とわが子は書いていました。
正答率が27.4%なので同じ答えの子が多そうですね。

 

大問4は、二つの言葉をくっつけて一つの言葉にする問題です。
わが子は、「そよぐ」+「かぜ」を「そよぎかぜ」と書いたそうです。

パグオ
パグオ

おしい!!

 

大問5は、物語文です。
約1700字で、比較的読みやすい内容です。全17問×4点です。(68点)

 

おたふく
おたふく

長文問題は全問正解しています。
地道に長文読解に取り組んでいる成果が出てきたような気がします。

 

確実に点数を取るために

 

今回のテスト配点は、知識問題が全18問82点、物語文が全17問68点です。

知識問題の配点が高いので、漢字、言葉などの知識に取り組むことで点数がとれます。

木漏れ日や雨音の読みや、反対の意味など親からすると「知らなかったの?」と思うレベルですが、確認すると学校では学んでいないことが多く出題されています。

大問1の正答率が低いのは、低学年は学校で漢字の読みを一部しか教わっていないからです。
学校の宿題など自宅学習時に違う読み方について教えることや、漢字の市販テキストで熟語に力をいれているものを選ぶとよさそうです。

 

全統小のテスト対策は、四谷大塚のはなまるリトルが確実です。

 

レベルを上げて取り組みたい人は、トップクラス問題集がおすすめです。

 

全統小の結果から わが子に必要なことは

 

算数は、みんなが正解しているところをミスしていたり、勘違いなども含めて残念なところが何問かありました。
小2なので、知らないことや、ちょっとしたミスもあるので、その隙間を埋める学習が必要です。
また最後まで問題が解けなかった点については、処理能力を上げる必要があると感じます。

国語は、長文問題は全て解けたものの、知識問題でわからないところが多くあったので、知識問題の本やテキストに取り組むことが必要だと感じました。

 

テストを受けることで、子どもの出来ているところ、出来ていないところがわかります。
詳細なデータをもらえるので、親が確認し働きかけるとよい効果が期待できそうですね。

点数を取るための視点で記事を書いていますが、テストで良い点を取るためだけに勉強するのではなく、普段の学習の成果をチェックしたり、結果を見て取り組む課題を見つけることのできるツールとして利用してください。

 

四谷大塚の教材と授業を受けることができる東進オンライン学校 小学部は算国2教科で2,178円です。
2022年7月から2学年分を受講できるようになり、小2で入会すると小2小3の全範囲を学習できます。

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