算数オリンピックキッズBEEに挑戦!申し込みから対策、当日、結果まで

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算数オリンピック キッズBEE 低学年の過ごし方

小3の娘が2023年算数オリンピックのキッズBEEに挑戦しました。

本記事では、キッズBEEに挑戦するにあたって、親が考えたこと、子どもの取り組み、当日の様子から結果までをお伝えします。

オリンピックと名のつくものに、普通の子が受けていいものか悩みましたが、終わった後は受けてよかったと思えるものでした。参加を悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでください。

 

算数オリンピック キッズBEEとは

 

算数オリンピックで、小学生が参加できるものは以下の3つです。

・キッズBEE(小1~小3)
・ジュニア算数オリンピック(小5以下)
・算数オリンピック(小6)

キッズBEEは、小1から小3を対象としており、四則演算・長方形の面積を履修済みを前提とした問題が出題されます。

 

大会の日程・申し込み

 

トライアル

日程:6月、2週目の日曜日(2023年は6月11日でした。)

時間:14:00~15:00
(娘の受けた会場の受付時間 13:30~13:50)

参加費:5,250円

会場:全国

 

ファイナル

日程:7月、3週目の日曜日(2023年は7月16日)

時間:14:00~15:00

会場:東京・大阪・福岡

 

申込期間は4月1日から5月20日まででした。

 

 

キッズBEEの対策

 

参加するかとても悩みましたが、子どもに聞くと「挑戦してみる!」と言ったので申し込みました。

申し込み後、まずはキッズBEEの過去問を購入しました。

キッズBEEの過去問は、毎年12月1日に発売されます。
2023年度版は、第5回~第14回までのトライアルとファイナルの問題が収録されており、税込み3,850円。

キッズBEE2023

 

4月末から対策をするとなると、どれくらい力を入れるか考えます。
習い事や塾の宿題のスケジュールにキッズBEEの学習時間を入れるのが平日は難しいので、とりあえずGWと日曜日の朝にキッズBEEの問題に取り組む時間を1時間作ることにしました。

過去の第5回から順番に毎回1時間、テスト形式で問題を解きます。
(トライアルのみです)

娘、私、たまに夫で毎回取り組みました。

結構難しいので、私も解けない問題が出てきます。
娘が解けたものは、後で解説してもらい、親が解けたものは親が解説するというようにお互い教えあいながら取り組みました。

ただ、解き方を覚えるのは少し違うかなと思ったので、これは解けないよねと飛ばした問題もあります。

結局時間が足りず、第13回のトライアルまでしか取り組めませんでした。

 

対策の反省点

 

時間がないので試験方式で学習をしましたが、毎回1時間試験をした後、疲れてしまって、復習が適当になることが多かったです。
4月末から対策をし始めましたが、時間が足りなかったです。

また1つの問題をじっくり取り組んで、その都度、確認・復習するべきでした。
私が普段の学習の片手間に取り組むスケジュールを立てたのですが、もっと早く計画を立ててしっかり取り組めばよかったです。

良かった点は、親が一緒に毎回テストを受けて、「問6むずかしい」とか「もう無理、飛ばす」などと言いながらワイワイ取り組めたこと、親がわからないところを子どもが解けた時は、解き方を説明するなどゲーム感覚で取り組んだので楽しかったみたいです。

 

 

キッズBEE当日

 

キッズBEEのトライアル当日は、娘の通う浜学園の公開学力テストの日でした。


公開学力テストが、12:30~13:40
算数オリンピックの受付が13:50まで14:00開始です。

しかも申し込みは他塾でしている為、移動時間がありギリギリでした。

公開学力テストを休むか悩みましたが、娘がいける!というので自転車でなんとか時間内に送ります。
ちなみに、浜学園の公開学力テストは、算数・国語共に出来なかったそうです。

トライアル終了後、「公開学力テストより出来た!」と笑顔で出てきてくれたのでよかったです。

終了後は、問題用紙をそのまま持ち帰ります。

 

 

キッズBEE解答速報からトライアル結果

 

解答速報は6月13日(火)17時に掲載されました。

私も過去問をほとんど解きましたが、2023年は他の年に比べて簡単でした。

 

トライアルの結果は6月20日(火)17時にメールが来て、得点詳細とファイナル進出者と進出点が発表されます。

2023年トライアルの平均点は56点です。
ファイナル進出点は71点です。

娘の結果はこちら

キッズBEE結果

 

問題①と⑧は、今までのキッズBEEの中でも特に簡単な問題でしたが、残念なことに間違えました。

この結果を見ると、塾の公開学力テストから休憩なしで受けるのはきつかったかもしれません。

結果は、ファイナル出場ならずでしたが、良い経験ができました。

 

 

キッズBEEに挑戦して得たもの

 

算数オリンピックの問題は、塾の算数とはまた違う内容です。
(娘は浜学園に通っていますが、基本のコースしか受講していません。)

時間内でじっくり考えて答えを出し、解けたときにはアドレナリンが出るような問題です。
論理的思考力も必要です。

普段のテストはスピードを意識してこなしていることが多いですが、じっくり問題に取り組むこと、途中で諦めない気持ちを育てることができました。

過去問を解いていく中で、他の学習よりも楽しんで取り組んでいました。
ファイナルには出場できませんでしたが、取り組んだことは子どもの算数脳を鍛える上で有効だったと感じます。

 

 

挑戦した親からのアドバイス

 

算数オリンピックに挑戦すると決めたなら、もっときちんと対策するべきでした。

今回はたまたま平均点の高い年でしたが低い年だと、子どもが出来なかった!という思いで終わるような気がします。(2023年の平均点は56点ですが、2021年は38点です。)

キッズBEEを受けようか迷っている人は、キッズBEEの問題に近い、チャレペーやきらめき算数脳などに取り組んでみてください。その問題に取り組むのが嫌いではない子は、少し早めに対策をすれば、点数が取れるテストのような気がします。

ぜひ挑戦してみてください。

 

もう一度、キッズBEEに挑戦できるなら

 

私が、もう1度子どもとキッズBEEに挑戦するなら、早くから対策します。
小1、小2できらめき算数脳やチャレペーに取り組み、小2の12月に過去問を購入した後は、一つ一つの問題を少しずつ取り組みます。(できなかった問題は時間を空けて何度も解く。)

テスト形式は直前に2.3年分と模試を購入して取り組み、余裕があればファイナルの正答率の高い問題にも取り組みます。

 

キッズBEE対策としておすすめの教材

 

きらめき算数脳

娘が、キッズBEEの過去問に取り組んだ時に、きらめき算数脳みたいな問題やなぁと言いながら解いていました。

 

チャレペー

私は取り組んでいませんが、チャレペーの内容が、キッズBEEの過去問に似ています。
過去問が手に入る前は、チャレペーに取り組むとよさそうです。

 

キッズBEE過去問

過去問の最新版は、12月から算数オリンピックの公式サイトで発売します。

 

キッズBEE模試

本番の直前に、模試に挑戦するのもおすすめです。
本番と同じような問題用紙、解答用紙で予行練習ができます。

キッズBEE向けに学習することは、算数脳を鍛えることにつながります。

実際に挑戦しなくても、普段の学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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