こんにちは。
小1の子どもの英語力を上げたいと、英語学童や、オンライン英会話など、いろいろ実践中の母親です。
幼児期は、たまに単語をタブレット教材で聞くだけだった子どもを、4月から英語学童に入れたところ、
「何言っているか全くわからないし、行きたくない」と言いだしたので、別の学童を探したり、オンライン英会話の体験を受けたり、とにかく子どもを英語嫌いにさせたくないと、いろいろ試していました。
どうすれば、基礎の英語力が上がるかな?
オンライン英会話は楽しそうなので、会話のレベルを上げたい。
そこで公文の英語を、受講することにしました。
まだ3か月しか受講していませんが、驚くほど英語を理解し始めました。
公文の英語の内容と、子どもの状況、親からみた公文のメリット等、紹介します。
英会話と公文のどちらを習わせようか悩んでいる方にも、参考にしていただけると幸いです。
公文式の英語
英語 学習方法
公文の英語は、E-Pencilを使って「聞く」「まねして言う」から始めます。
入会時のテストでどの教材からスタートか決まります。
・3A教材、2A教材 単語(名詞)
・A教材 単語(名詞、形容詞、動詞)
同じ単語を5ページ使って練習します。
・B教材 2語の句、基本的なbe動詞の文、3語の命令文
・C教材 基本的な一般動詞の文
ひたすら聞いて真似して発音していきます。
子どもは2カ月でAからCまで進みました。
D教材以降は、読みだけでなく、書きが始まります。
D教材からが本格的に英語学習のスタートになります。
親の口コミ・感想
子どもは基本的な文を何度も聞いて声に出すことで、覚えると共に、なんとなく使い方を理解し始めました。
テキストの応用で、「Do you like ○○?」と聞くと、自然に「Yes, I do.」と答えるようになり、今まで英会話で「Yes!」で終わっていた点が解消されました。
また学んだ内容を応用して、英語で話すことが少し増えました。
英語での会話をするための語彙力や、文の受け答えなどの基本を学習し、身につけることができているなと感じています。
公文で学習し始めてから英会話でのコミュニケーションの幅が広がっています。
英会話の先生と話す基礎ができていない子どもに、公文の教材は相性が良いですね。
公文英語のメリット・デメリット
メリット
英語を基礎から、学習できる。
基礎からスモールステップで学ぶ順番が決まっており、毎日学習することで、あっという間に英語の基礎が身に付きます。
私は、英語を自然に身につけてほしいと、英会話スクールに行かせたり、オンライン英会話を受けさせましたが、わが子には少し時間がかかりそうだと思っていました。(学ぶタイミングが少し遅かったと感じています。)
効率よく英語を話せるようになるには、ある程度の英語の基礎を理解するほうが良いけれど、どのように学習を進めたらよいかわからず、悩んでいたことが、公文式に通って2カ月で解消できました。
リスニングの力がつく
E-Pencilを使って、英語を毎日聞くことで、聞く力がつきます。
オンライン英会話でも、先生の話していることを、聞き取れるようになってきました。
英検取得への近道
英検3級、4級の小学生合格者のうち17,000人以上が公文の生徒です。
(2018年、KUMON調査)
教材を学習することで、英検の合格を目指せる力がつきます。
幼児、低学年で公文式英語をスタートした子どもは早ければ1~2年後、英検5級の合格を目指せます。
デメリット
英語の発音の修正
発音は、子どもがE-Pencilを聞いてまねをするのですが、間違っていてもとくに修正はされない。
(英会話スクールのように、先生が何度も教えてくれるというようなものがありません。)
英会話はできない
公文の学習を進めても、英会話はできません。
英検の2次試験で、落ちてしまうことが多いのはアウトプットが足りないからです。
デメリットの対策
公文で基礎ができてきたら、週に1回、月に3,000円ほどのオンライン英会話を併用するのがおすすめです。
オンライン英会話でフォニックスを教わるとよいでしょう。
また英検対策をマンツーマンでしてもらうことも、おすすめです。
今まで受講した中で、しっかりフォニックスを学習できたのは、ハナソキッズです。
6才初めての英会話【ハナソキッズ体験】実際の授業を動画、口コミでレポート!
オンライン英会話を週に1回25分(約3,000円)と公文の英語(7,150円or7,700円)を併用する予定です。
公文英語は、いつから始めるのがよいか問題
2020年から始まった新しい学習指導要領で、現在、小学3年生から週に1コマの外国語活動と、5年生からの週に2コマの教科授業が行われています。
小学3.4年生は、「聞く」、「話す」が中心です。
日常生活で使う挨拶や会話を中心に、簡単な英会話を担任の先生が担当します。
小学5.6年生では、「聞く」、「話す」に「読む」、「書く」が加わり、教科として成績がつきます。
今まで中学で学んでいた文法を学び、小学校卒業までに300~600語の語彙を学びます。
学校で英語の授業が始まったタイミングで、苦手意識を持たずに、『英語が好き、得意だ!』と子ども自身が感じる為には、小学3年生より少し前がおすすめです。
しかしやる気があれば、すぐに進むのが公文式学習の良いところです。
5年生や6年生から始めると、文法の理解もスムーズに進むため、実は費用対効果が高いです。
各家庭の状況や、考えに合わせて、小学生のうちに英語学習をスタートさせることを勧めます。
2021年4月から中学校では、新しい指導内容に変わりました。
2020年までは、中学卒業までに扱う単語は1200語でしたが、2021年からは小学校で600~700語、中学校で1600~1800語となりました。(最大2500語です。)
ちなみに小、中、高の合計単語数は、2020年までが3000語に対して、2021年からは最大5000語です。
また、今までは高校で学んでいた英文法が、新たに中学の学習内容に加わります。
中学の教科書が、今までよりも一気に難しくなっており、英語を苦手に感じる中学生が増えそうな予感です。
一例ですが、わが家が、小学1年生から英語を始めると決めた理由は、英語を聞く耳を育てたいという思いと、中学受験を予定しているので、低学年のうちに英語学習を進めて、本格的に塾の学習に追われる前に、英検3級を取得しようと思っているからです。
中学受験で英検3級以上を持っていることが受験で強みになる学校があり、子どもの選択肢を増やせるのでは?と考えています。
公文 システム&月謝
システム
・教室の学習は週に2回(曜日固定)
・各教室の開講時間内であれば、好きな時間に行ってよい。
・学習時間は、子どもの状況により変化する。
(目安 1教科30分程度)
・次の教室までの日数分の宿題が出る。
・自分でプリントを学習するスタイル。
・入会時に学力診断テストを受け、スタートする教材が決まる。
(ほとんどの人が自分の学年より下からスタートする。)
・3A 2A A B C D E F GⅠ GⅡ ~ Tまで教材があり、各教材は200枚。
(Aが小1、Bが小2、・・・・ Fが小6という目安がある。)
・各教材の200をクリアすると、テストがあり、合格すると次の教材に進める。
・先生が、時間や習得度を確認し、出来ていない場合は、何度も同じプリントをする。
・本人のやる気によって、進度が変わる。
・毎年3月末の時点で、数学、国語は3学年先に進んでいるとオブジェ(トロフィー)がもらえる。
(英語は、3学年先ではありません。小1はG1、小2はG2と学年によって決まっています。)
・子どもが教室に入ったタイミング、教室を出るタイミングで親にメールが届く。
・休会制度あり。(最長3か月)
・退会は、月末までに申し出る。(例 7月末で辞めたい→7月31日までに先生に言う。)
月謝 その他費用
1教科あたりの月謝
東京都・神奈川県 | それ以外の道府県 | |
幼児・小学生 | 7,700円 | 7,150円 |
中学生 | 8,800円 | 8,250円 |
高校生 | 9,900円 | 9,350円 |
入会金なし
E-Pencil 6,600円
公文通学用バッグは無料でプレゼント
公文の算数もおすすめです。
まとめ
2020年から小学校では3年生から英語がスタートし、2021年から中学校の英語の教科書がとても難しくなりました。
学習は日々の積み重ねで、特に語学は学習時間が重要です。
私は英会話だけでは、わが子には遠回りだと思い、公文の英語を習わせました。
基礎から学べ、毎日英語を学習することができるので、子どもには合っていると感じています。
とはいっても、まだまだ習い始めたばかりの小1の子どもです。
今の学習の効果が見える形で表れるのは、まだまだ先ですが、英会話だけで大丈夫かな?と思っている方に参考になればと思い、記事にしました。
その後の経過も、また記事にしたいと思っています。
くもんC教材テストのために、特訓したことでレベルアップした記事はこちら
個人的には、公文英語と英会話の併用がおすすめです。
どちらも入会金がないので、子どもに合うか試してみることができます。
長期休みのタイミングや、子どもの成長に合わせて活用したいですね。
オンライン英会話はスポット的に活用もできるので、特におすすめです。