わが子の塾を検討した際に、どの塾を選択するか悩みました。
塾の資料請求や、実際に話を聞きに行くなど、いろいろ検討すると共に、インターネットの掲示板をみたり、気になる点を口コミを探しては読むということをしました。
実際に選んだ塾は「浜学園」です。
本記事では、浜学園のシステムや、入塾してからわかったメリット・デメリットを詳しくお伝えします。
入塾を検討されている方は参考にしてください。
浜学園の良いところ(メリット)
生徒数が多く、賢い子が集まる
浜学園は、レベルの高い子が集まります。
みんなが頑張っている様子を、常に感じることができ、子どもが意識が上がります。
また、関西の塾の中では塾生が多いので、テストで出る偏差値や成績データで、確実な自分の立ち位置が把握できます。
学年 | テスト名 | 実施回数 |
全学年 | 公開学力テスト | 年12回 |
小4 | 実力テスト | 年1回 |
小5 | 志望校判定模試 | 年1回 |
国語記述力錬成テスト | 年12回 | |
灘中チャレンジテスト | 年2回 | |
女子最難関中チャレンジテスト | 年2回 | |
小6 | 合否判定学力テスト | 年4回 |
国語記述力錬成テスト | 年11回 | |
灘中オープン模試 | 年3回 | |
女子最難関中オープン模試 | 年2回 | |
最難関中模試 | 年1回 | |
各学校別プレ入試 | 年1回 |
各学校の合格数が多く、塾がノウハウを持っている
灘中をはじめ、難関校への合格者数が多く、塾が学校の情報、合格へのノウハウを持っていることが伺えます。
こちらの記事を参考にしてください。
関西118校の合格者数を塾別にまとめました。
浜学園チャンネルでは、関西の各進学校の先生へのインタビュー動画がアップされています。
カリキュラムがよい
私が、浜学園に入塾を決めた理由の一つが低学年からのカリキュラムです。
カリキュラムの進度
算数
小4で小6までの内容を学びます。
(比・割合・十進法は小5で学びます。)
小5からは入試に出題される単元を全て網羅し、小6でさらに深めます。
国語
小4で小6までの文章・語句知識を学習します。
小5は中堅レベルの入試問題を中心に、小6は難関~最難関レベルの入試問題で、論理的思考や語彙力を高めます。
(漢字は、小4までは各学年の内容、小5で5.6年の内容を学習します。)
理科
小4は理科全般、小5で入試出題分野の8割を学習し、小6で残りの2割と全範囲を復習します。
社会
小4で小5の8割まで、小5で小6の7割まで学習します。
小6は、残りの3割の学習と総復習を行います。
馬渕教室と月謝、カリキュラムを比較しています。
浜学園は進度が早く何回も学習を繰り返すカリキュラムが組まれており、苦手を克服できるチャンスが多いです。
カリキュラムは、資料請求をすると、小1~小6までの学習内容と、学ぶ順番を記載したものが貰えます。
途中から入塾を検討している人は、早めに手に入れて学習計画を立ててください。
テキスト・学習計画表がわかりやすい
テキストは子どもの学年と、教室で見せてもらった高学年の一部しか見ていませんが、良問が多いです。
佐藤ママが浜学園のテキストが良いと言っていましたね!!
各教室にテキストを置いているので、確認してください。
浜学園は、1年間で43回の授業が行われ、毎週1単元を学習します。
学習する単元の順番は、カリキュラムに全て載っています。
小2のテキストを例に簡単に説明します。
算数は、単元の最初に目的とテーマがいくつか用意され、考え方が書かれています。
(授業で学ぶところです。)
やさしい問題で基礎を固め、むずかしい問題、チャレンジ問題で応用力を鍛えることができるように問題が用意されています。
チャレンジ問題は、私も一緒に解いていますが、頭を使う良い問題が多いです。
国語は、小2の前半で約3000字~4000字ほどの長文を毎回学習し、宿題では学習した内容の問題に取り組むと共に、別の長文問題にも取り組みます。(小3になると長文の文字は少なく文法を中心に学びます。)
語彙に関しても、レベルが高いのを少しずつ問題に組み込んであり、自然に身につくように考えられています。
学習計画表に授業のポイント、アドバイス、各クラスごとの宿題範囲やクラス別の重要な問題が記載されているので、それを基に自宅で学習します。
クラスによって、学習範囲や宿題、復習テストの内容が違います。
自分のクラスの範囲を完璧にすることがまずは重要で、その後余裕があれば上のクラスの問題に挑戦するのは自由です。
算数も国語も、市販のテキストに比べてレベルが高いです。
WEBで、全問解説講義をいつでも見ることができる
私が一番よく使う学習ツールが、「浜学園WEB教室」です。
これはWEBスクールに通っている人だけでなく、塾生全員が使えるツールです。
WEB教室では、解説講義や説明会、学習の仕方、浜学園の様々な機能の使い方、中学校説明会など子ども向け、保護者向けの動画が配信されます。
宿題をして、解き方がわからない問題が出てきたら「算数全問解説講義」を見ます。
その名の通り、全ての問題を解説した講義動画を見ることができます。
特にチャレンジ問題では、解き方がわからないだけでなく、もっと簡単な解き方や図や表の書き方を教えたいときにも利用しています。
図や式を使った紙の解答もありますが、講義を見ることでより理解が深まります。
スマホですぐに先生の解説を視聴できるので、親が教えなくていいです。
入塾案内は資料請求の中に入っています。ぜひ確認してください。
灘中合格者数17年連続日本一達成!中学受験専門塾【浜学園】
難問解説サービス&浜学園シラベテアプリ
テキストに載っている解説よりも詳しい解説を見ることができるサービスです。
演習教材や、最高レベル特訓、最上級問題集など算数・国語・理科の様々なテキストに対応しています。
検索しても解説がない場合、わからない問題の科目やテキスト・問題番号を入力して解説を申し込むことができます。(約3日後に解説が追加されます。)
難問解説集を購入することもできます。
親の中途半端な説明で、子どもを混乱させることがないですね!!
学習ナビで「公開学力テスト」の復習・成績管理ができる
毎月の公開学力テストは、第2日曜日にあります。
その週の水曜日に、マイページの学習ナビに、子どもの答案と点数、成績表がアップされます。
正答率や各問題のレベルが確認でき、全ての問題の解説動画を見ることができます。
- 問題をWEB上で、解きなおしができる他、類似問題に挑戦することができます。
- 過去の公開学力テストも見直すことができ、成績推移を確認できます。
- 公開学力テストの成績や順位得点分布などはWEBでも確認できますが、紙の冊子も頂けます。
公開学力テストの問題と解答は、テスト終了後、持ち帰ります。
私はすぐにわからなかった問題をチェックし、解きなおしをしています。
学年が上がると難しい問題が増えるので、3日後に解説動画で学べるのは助かります。
マイページ(WEB・アプリ)で塾とのやり取り・情報の取得が完結できる
浜学園のマイページ上で、欠席連絡、イベント講座の申し込み等ができます。
また、中学受験に関する様々な情報を塾生の保護者向けに配信しているので、学習に関する疑問や志望校選びの参考になります。
学習方法Q&A
欠席時には、WEB講義を無料で受講できる
欠席した講義を無料でWEB受講できます。
欠席連絡をするだけで、マイページに講義が追加されるので、余計な手続きは不要です。
授業に出席したけれど理解ができなかった単元のWEB講座を、有料で受けることもできます。
1週間に1回、かれとぴ(時事問題)を動画で学べる
小学生のためのニュース解説動画サービスです。
朝日小学生新聞の1週間の記事から重要なポイントを社会科講師の松本先生がわかりやすく解説しています。
新聞を読む時間がない子どもにおすすめです。
特別講座が充実
浜学園の基本コースはマスターコースですが、それ以外に公開学力テストの順位、志望校に合わせて受講できる特別講座があります。
子どもの状況に合わせて取捨選択ができるのが良いですね。
- 最高レベル特訓算数 小1~小6
- 最高レベル特訓国語 小5、小6
- 最高レベル特訓理科 小6
- Mレベル特訓 小6
- 女子トップレベル特訓 小6
- 灘中合格特訓 小1~小6
- 日曜錬成特訓 小6 2月~6月
- 日曜志望校別特訓 小6 7月~12月
- 国語記述力養成講座 小5、小6
日曜志望校別特訓は、35コースに細分化されており、志望校に合わせた問題に取り組めます。
教室数や塾生が多いので、教室を選べます。
例えば、神戸女学院中を例にすると、希学園が西宮北口本部だけなのに対して、浜学園は西宮、上本町、豊中の教室があります。
保護者向けのセミナーが充実
各教室が主催する保護者向けのセミナーや、佐藤ママと村田先生のZoom座談会など、保護者に向けて様々なテーマで毎月セミナーを開催しています。
村田先生の「算数セミナー」は入塾後、早いタイミングで参加することをすすめます!
勉強方法や家庭学習など、正確な情報を気軽に得ることができるので、佐藤ママの座談会では質問もできるのでちょっとした悩みの解消につながります。
浜学園の気になるところ(デメリット)
面倒見は普通(想像より良い)
浜学園は、講師と教室運営が完全に分かれています。
役割分担による的確な対応と講師の質をアピールポイントとしているのですが、担任制ではありません。
親が相談したければ、教育相談を申し込みます。(マイページから簡単に申し込めます。)
もしくは、事務所に声をかけるか電話で質問することになります。
(わが子の通う教室では、学年ごとに相談する担当者が決まっています。)
子どもが質問をするときには、事務所に声をかけると、先生を呼んでくれます。
自分から質問をしにくい子どもは、受付をウロウロするだけで、先生から声掛けをする仕組みがあるので、ウロウロするように伝えてくださいと、説明会で聞きました。
また親から連絡すると、先生から質問がないか声をかけてくれるそうです。
子どもの成績や学習方法で悩めば、遠慮なく「教育相談」で相談してくださいと言われています。
またわが子の通う教室では授業の後「質問受けクラス」を設けており、子どもが質問しやすい状況を作っています。
面倒見が良くないとネットの口コミでみていたので、定期的なフォローの電話や相談への対応の早さに驚いています。
先日も学習の進め方についての質問を宿題に書いたら、担当の先生からその日のうちにお電話をいただきました。
面倒見について、親が何をどこまで求めるかによって良いと感じるか、悪いと感じるか、人それぞれですが、私は想像より良いと感じています。
(決まった面談などはないので、親が動く必要はあります。)
小6になるとお世話係さんが付くので、志望校や成績について、より相談しやすい体制を作っています。
くわしくは資料に書かれています。浜学園の公式ホームページより請求してください。
宿題の量&テストの内容が難しい
宿題の量は多いです。
クラスによって範囲は違いますが、上のクラスにいくほど量は増えます。
また、復習テストで上位を取る子は、宿題を繰り返し学習しています。
また公開学力テストは、中堅校の入試では出ないような難しい問題が含まれています。
正答率の低い問題は後に回し、確実に取れる問題を復習する選択が必要となります。
親のサポートが必要
中学受験では、どの塾でも親のサポートは必要と言われていますが、特に重要なのが、学習計画と子どもの理解度のチェック、優先度の判断、宿題、講座の取捨選択です。
浜学園は、学習計画表や毎回の復習テスト、月に1度の公開学力テストや、それに伴う復習するツールは用意されています。
様々な学力の子どもが通う塾だからこそ、宿題の量、受講できる講座は他より選択肢が多いです。
親が子どもの状況に合わせて、宿題の優先度や学習計画を一緒に立てる必要があります。
私は、このように家庭での学習を進めています。
浜学園では、塾に丸投げはできません。
小6、中学以降で自分で学習計画が立てることができるまでに、しっかり向き合うことが必要となります。
まとめ
入塾すれば余程のことがない限り、そのまま入試まで進む方がほとんどです。
塾は子どもによって、合う合わないがあります。
ネットの情報も玉石混交です。
親がしっかりと情報を精査し、子どもに合う塾を選んでください。
本記事では、わが子が入塾して良かったと思う点、気になる点を紹介しました。
浜学園を検討している方は、まずは資料請求をしてカリキュラムとシステムを確認してください。
\浜学園の資料請求はこちら/
【中学受験】進学教室浜学園
これから数年間、浜学園にお世話になる予定ですので、新しい情報や、実際に学年が上がり体験することなどを今後も発信していきます。