小2、8月ついに公文(算数)を辞めました。
公文を辞めた理由と、公文の代わりに取り組んでいる内容についてお伝えします。
小3の12月、親が思うことを追記しました。
ぜひ最後までお読みください。
公文式(算数)を辞めた理由
小1の4月から始めた公文を辞めました。
中学受験では、小3の2月までに公文のF教材(小6)まで終わらせて、塾に入る子が多いよと聞いたので、Fまで進んだら辞めようなどと、子どもと話をしていました。
しかし、小2の8月、わり算の途中で辞めました。
計算スピード
この夏休みは、浜学園(塾)の宿題でたし算、ひき算の応用を毎日2ページ、公文では、わり算を1週間に20枚(両面40枚)取り組んでいました。
浜学園の夏期講習の計算問題は、クラスによって目標タイムが書かれています。
公文教材と似たようなシンプルな計算ではSクラスの目標タイム内で解けることが多いのですが、たし算、ひき算の混合や逆算が遅いことが分かりました。
このような問題を解くのが遅いです。
公文でどんどん先取りするよりも、復習もしながら1~2学年先の計算を繰り返す方が、子どもには合っているかも。
宿題に疲れた&時間の活用について考えた
1週間の中で、公文、塾(国・算)、かきかた、英語の宿題(ほんの少し)があり、子どもが一番好きではないのが公文の宿題でした。
公文は、定期的に乗り越える壁があるのですが、その時は1枚で10分前後かかることもあります。
子どもも難しいのでダラダラします。
公文ではその壁を乗り越えると5枚(裏表10枚)を10分でできるようになりますが、それまでにかなりの修行を積まなければいけません。
それが、計算が早くなる公文式の特徴なのですが、子どもの時間の使い方がもったいないと感じてきました。
壁にぶち当たっている時に、その壁の問題をひたすら解くのではなく、様子を見ながら戻ったり進めたり細やかな調整をする方が、時間を有効に使え、子どもが楽に計算に取り組めると感じました。
(公文の先生に言っても戻るなどの調整はしてくれますが、親が調整する方がより細やかです。)
塾や他の習い事の宿題はサクサクするのですが、公文の宿題はギリギリまでしない状態が続き、子どもに疲れが見えてきたので、続けても辞めてもいいよと定期的に確認をしていました。
最初のうちは「辞めたら計算が遅くなるから辞めない」と言っていましたが、「問題集の計算とか100マス計算しようかな」と言い出したので、親子で公文を辞めるメリットとデメリットを話し合い、公文の代わりに家で問題集をしようと決め、辞めることにしました。
計算の習慣がついたので、自宅で出来るようになった
小1から週に2回、公文に通ったことで、家庭学習と毎日計算する習慣が付きました。
親も公文教材と進み方について学習することができ、先取り学習のやり方について理解することができました。
公文を辞めても計算は遅くなりたくない。
できれば学校よりも計算は先取りをしたい。
公文で先取り学習をしたことで、学校の授業が出来るという意識を持ったのでしょう。
子どもなりの自信やプライドがあるので、引き続き自宅学習で目標を持って取り組めそうです。
公文式を辞めたあと、子どもの計算力UPへの取り組み
公文を辞めたあと、子どもと一緒に本屋に行き、計算ドリルを選んできました。
ここで、計算スピードを上げることと、コツコツ先取りすることを同時並行で行おうと考えました。
計算スピードを上げる問題集・ドリル(暗算)
たし算、ひき算、かけ算、わり算の計算スピードを上げるためのドリルで訓練します。
娘は、『5年生までにマスターする山本塾の計算ドリル』に取り組んでいます。
たし算のレベル1の〇タイムが50秒です。
これをクリアしないとレベル2に進めません。
レベル11でたし算は終了です。〇タイムは3分30秒です。
たし算、ひき算、かけ算、わり算の問題がたくさん載っており、これを時間内でクリアすることで計算力はつくだろうと感じるドリルです。
しかし、山本塾の計算ドリルは、目標の時間に到達しなければ次に進むことができません。
ここでも、小さな壁が出てきます。そんなときのために、簡単で楽だなと感じるドリルを用意することにしました。学年別ではないドリルの中から好きなものを選ばせました。
子どもが選んだドリルが100マス練習帳です。
これは、朝いちばんのやる気のない時や、学習が嫌になった時に、使っています。
先取り用ドリル
先取りしたいという子どもの希望に合わせて、くもんの小学ドリルを購入しました。
たくさんのドリルがありますが、くもんの小学ドリルの良い点は、「○○+〇=」というように「=」まで書き込まれている点です。
ドリルによってはこの「=」が書かれていないものがあり、くもん学習に慣れている子にはめんどくさいと感じるようです。くもん経験者はくもんの小学ドリルが一番良いと感じます。
公文の小学ドリルの計算シリーズを進めることにしました。
学年ごとに進めたい子には、こちらがよさそうです。
公文を辞めたあとの話
公文を辞めて、時間と気持ちに余裕が出てきました。
今まで家庭学習は、公文と塾、習い事の宿題で手一杯だったのが、計算問題の他にも語彙力、図形、英検などの市販教材に少し取り組む時間ができました。
公文の宿題に費やしていた時間の余裕ができたので、図形ドリルにも取り組んでいます。
また公文に通っていた曜日も、放課後に学校で遊ぶ時間が増えました。
しかし、公文式のシステムで学年を超えて計算を行うという強制力がなくなった点、公文に比べると家庭学習では圧倒的に量が減るので、親子で意識して取り組まないといけないと思っています。
わが子は、小1から公文に通いよかったと思っています。
計算が得意だと感じ、コツコツ学習をする習慣がつきました。
量をこなすと計算スピードが速くなることを子ども自身が実感しています。
公文に通ってよかった?
良かった!!
私の子どもには幼児から通わせるわ。
小3の12月追記 その後どうなった
公文を小1の4月から始めて、小2の夏で辞めてしまった娘の現在(小3の12月)の状況と親が思うことについて追記します。
公文算数を辞めた後、山本塾の計算ドリルは長期休みに取り組むようにし、毎日の計算については、くもんの小学ドリルや、塾の計算ドリルに取り組んでいます。(取り組む量は少ない。)
この内容で小学校の学習は問題なくこなせます。
しかし中学受験で考えると、少し演習量が足りないと感じています。
公文で鍛えていない分、これからも毎日コツコツ計算に取り組む日々が続きます。